【オピニオン】韓国テレビ局から出演依頼あったが…

結局のところ 韓国のマスコミは「日本憎し」に誘導したいのでしょう
  遠藤健太郎(真正保守政策研究所代表)

 先月中ごろ、私は或る韓国のテレビ局から出演依頼を受けました。教養番組だというのです。企画書も拝見しましたが、そこには「韓国植民地時代」のことと日韓関係の展望を私に語って欲しい旨のことが書かれていました。

 まず「武力で収奪する植民地ではなく、日韓併合条約が発効したころのこと」と発言するつもりでしたが、その前にこちらから出演に際していくつかの条件をつけました。

 そもそも企画書の前段には、日韓両首脳の発言を取り上げた上で、番組では「関係の改善を模索したい」とありましたから、私のことを「日本側の典型的『嫌韓』扱い」しないことを第一に掲げたのです。日韓対立扇動の片棒を担がされたのでは、たまったものではありません。

 なぜ私がこのような条件を出したかと申しますと、韓国のテレビ局が私のような者に出演依頼してきたわけですから、私に徹底した韓国批判をやらせて、視聴する韓国国民に「それみろ、日本人はこんなことを言ってやがる」と思わせるだけの道具に仕立て上げるかもしれないことは、想像に難くなかったためです。

 もう一つ出した条件は、あくまで日韓関係の改善を目指す番組の主旨に沿って、テレビ局に編集権があることを前提としても、意図的な発言の改竄を認めないというものでした。生放送ではないので当然です。

 すると彼らは、私への出演依頼を取り消しました。このことは、韓国での本放送日(三月十五日)を終えるまで申すまい、と。もう礼を尽くしましたから申しますが、韓国のテレビ局は一体どの程度の教養番組を垂れ流しているのでしょうか。日韓関係を改善するには、まず韓国側が行いを改めるべきです。

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活動報告,理念と主張 — 遠藤 健太郎 @ 3月16日 09:30:12

新年のご挨拶 平成26年

新年の御祝詞を申し上げます。

 本日は、グレゴリオ暦で年が変わったとされる日に過ぎず、本当に「元日」とは言えませんが、私たちはすっかりこの日に新年の挨拶を交わす習慣を定着させてしまいました。

 そのような臣民の程度に合わせるかのように、天皇陛下が「四方拝」を執り行われるのも本日です。午前五時三十分、天皇陛下は黄櫨染御袍と呼ばれる束帯を御着用され、伊勢の皇大神宮と豊受大神宮に向かわれて拝礼され、四方の諸神を拝されました。

 このいわれには諸説あって、本来は神道祭祀と無関係であるともされていますが、私たちも四方を拝して一年間の豊作と無病息災を家族で祈ってみてはいかがでしょうか。

 ちなみに、本年の旧元日は一月三十一日です。

 皆様、本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

 皇紀二千六百七十四年 平成二十六年 一月一日
 真正保守政策研究所

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活動報告,理念と主張 — 遠藤 健太郎 @ 1月1日 09:30:13

【オピニオン】生活保護の外国籍支給問題


 真正保守政策研究所は四日午後、大阪市内で「第九回憲法問題決起集会」を開催し、遠藤健太郎代表が講演しました。消費税率の引き上げに伴う内需の更なる縮小や、周辺諸国との外交・安全保障問題が深刻なものになりつつあることなどは、全て占領憲法(日本国憲法)の無効確認によって解決のあくまで第一歩となることが示されました。

 これまで提言してきた自民党農政の象徴、いわゆる「米の減反政策」が廃止となることは、さまざまな課題を残しながらも大きな成果でしたが、新たな資源(メタンハイドレート)採掘の商業化五ヵ年目標は、殆ど動いていません。

 講演では、あらゆる分野で「国民の声」を政府に届ける努力目標が述べられましたが、中でも現在進行中の生活保護に関する請願と陳情について、改めて協力が求められました。

 http://www.shinhoshu.com/2009/07/post-77.html
 ▲生活保護法に関する請願と陳情を 平成二十一年七月 真正保守政策研究所

 上記別記事内に、請願書と陳情書のテンプレートがあります。陳情書の宛先は、当時の麻生太郎首相の議員事務所にのみではなく、現在の安倍晋三首相をはじめ、皆様各自の選挙区から選出された国会議員にも送ってください。

 なぜこれが再度、緊急課題になったかと申しますと、生活保護に関する旧厚生省社会局長通達の撤回と、「すべて国民」に該当しない外国籍の者に対する支給が憲法違反に当たるか否かを問うべく、当研究員が訴訟を提起したところ、原告資格を巡って棄却されてしまいました。

 しかし、この問題は広く国民の利益に関わり、社会的な問題であることから、裁判所の「原告資格がない」という言い分は不当であり、改めて立法府に現下支給施策の異常を知らせ、是正を求めるべきと判断します。何卒ご協力ください。

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活動報告,理念と主張 — 遠藤 健太郎 @ 11月30日 10:00:43

第9回憲法問題決起集会のお知らせ

消費増税・TPP・日米・日中韓外交と安全保障……日本は新たなリスクを抱えた!
 しかし、危機の中にチャンスあり! そのチャンスとは?

 日 時  平成25年11月4日 祝日・月曜日
       午後14時から16時30分 (開場13時30分)
 場 所  大阪駅前第2ビル5階 総合生涯学習センター第4研修室
        JR「大阪」駅・阪急・阪神・地下鉄「梅田」駅下車
 地 図  http://goo.gl/maps/jRJTi
 講 演  「安倍政権下の新たなリスクにどう対処するか」
        遠藤健太郎 (真正保守政策研究所代表)
 参加費  無料
 主 催  真正保守政策研究所

 来年四月一日から消費税率が8%に引き上げられます。想定される民間需要の急落と、それに企業がどう備え、私たちはどうすればよいのか、安倍政権が示した経済政策はどうなるのか、そして、それを端緒にわが国の対米中韓外交はどうなるのか、詳しく分析し、提言します。

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活動報告 — 遠藤 健太郎 @ 10月11日 08:30:19

【オピニオン】東宮批判に隠された陰謀

※ これは、新聞『アイデンティティ』平成二十四年八月一日号(第五十七号)に掲載されたコラム記事を転載したものです。

「東宮批判に隠された国体解体の国際的策謀」
     真正保守政策研究所代表 遠藤健太郎

 皇太子徳仁親王殿下と徳仁親王妃雅子殿下に対するいわゆる「東宮批判」が、一部で活発化して久しい。特に「皇室護持」を旨とする主張の中に多く散見するが、この源流が中共(中華人民共和国)主導の「皇室解体」工作である可能性は極めて高い。

 もう八年前にもなろうか。工作の存在に気づいたのは、私が泰国(タイ王国)の最高学府であるチュラーロンコーン大学の学生たちと交流の機会を持ち、のちにタンマサート大学の講師らから泰国の政情について情報を得る環境を手にし、当時のタクシン内閣についていくつもの疑念を抱いたところまでさかのぼる。

 むろん彼らはエリート層のバンコク都民であり、一般的にタクシン・チンナワット首相に対して批判的な立場であったが、それを差し引いても、タクシンが結党した今はなき泰愛国党(タイ・ラック・タイ党)が王室を軽視し、或る華人の手引きで北京に支部を設けていた事実は否定できまい。

 さらに、タクシン内閣の閣僚たちが、結党を禁じられプレーム長期政権下で弱体化した旧泰共産党の元党員たちに彩られていたのも事実である。彼らは共産主義のすべてに忠実だったのではなく、国王を君主とすることに反対してきただけだ。

 現在のチャクリー朝(ラッタナーコーシン朝)のラーマ九世、プーミポンアドゥンラヤデート国王陛下は高い国民的人気を得てきたが、王位継承権第一位のワチラーロンコーン王太子は必ずしもそうではなく、第二位のシリントーン王女の王位継承を望む声が秘かに多い。

 一方、涅国(ネパール連邦民主共和国)では平成二十年五月、正式に王政が廃止されてしまったが、その背景に涅共産党毛沢東主義派の革命活動があり、平成十三年六月の国王暗殺事件はいまだ多くの謎に包まれたまま、国民に不人気だったギャネンドラ・ビール・ビクラム・シャー・デーヴが国王の座についたことこそ王室解体の始まりだった。

 泰国の首相が華人であることは珍しくないが、明らかに中共と手を組んで泰王室の解体を目論んだ客家系華人の実業家タクシンは、この涅国の顛末の再現を泰国で狙ったのだ。その魔の手から王室を守る力も大きく働いたことから、昨年八月にタクシンの実妹であるインラック・チンナワットが首相の座に就いた現在でもこの謀略は成功していないが、私たち日本民族にとって、同じ魔の手が中共から伸びていることを認識しておかねばならない。

 目下東宮に対する誹謗中傷の数々は、徳仁親王殿下が皇位を継承される時から爆発的威力を発揮するだろう。そのためにこそ「廃太子」などということまで口にしておく不敬の輩もいる。小和田恆元外務事務次官ら小和田家(民間人)への批判を雅子殿下(皇族)に被せて平然としていられるのも、およそ「皇室護持」の姿勢から外れる。

 しかしながら、東宮批判に乗った者の多くは「皇室解体」の危機を感じてのことであり、そこがこの工作の極めて巧みなところだが、その発信源が中連部(中共共産党中央対外連絡部)なのか創価学会らの関与があるのかはむしろどうでもよく、多くの日本民族までもが皇族に対する人気の有無を口にし始めた姿勢が問題だ。

 その源ははっきりしている。占領憲法たる「日本国憲法」第一条だ。国民の総意に基づかなければ天皇陛下を廃位にできるという主旨は、世に言う「天皇条項」ではなく「国民主権条項」に他ならない。皇室解体を目論む工作の基礎である。

 日本民族は今、本来の皇室典範を取り戻さなくてはならず、占領統治の中で講和のために呑んだ「日本国憲法」が、少なくとも昭和二十七年四月二十八日に無効となっていることを確認せねばならない。さもなくば私たちはこの工作に侵され、国を失うのだ。

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活動報告,理念と主張 — 遠藤 健太郎 @ 8月1日 10:00:37

平成25年 靖國神社「みたままつり」

 当研究所は本年も、靖國神社「みたままつり」に大型献灯初穂料(二灯分二万四千円)を納めました。これは皆様からの尊いご寄付によって実現しており、皆様の想いを代表して英霊に捧げるものです。

 以下、靖國神社社務所からの案内です。

●「みたままつり」ご案内●
 この度は御献灯下され御特志洵に有難く厚く御礼申し上げます。
 みたままつりは恒例により下記の通りご奉仕致し皆様と共にご祭神をお慰め申し上げます。何卒お揃いにてご参拝下さるようご案内申し上げます。
 
 期 間   平成二十五年七月十三から十六日
 祭 典   毎日 午後六時
 昇殿参拝 期間中毎日 午前九時から午後八時

 祭典にご参列ご希望の方は午後五時四十分迄に、又期間中に昇殿参拝ご希望の方は同時間内にご参着受付にお申し出下さい。
 期間中境内に於いて各種神賑行事が行われます。

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活動報告 — 遠藤 健太郎 @ 7月8日 10:00:02

第8回憲法問題決起集会のお知らせ

◆ソフトバンク、サムスン、サーベラス…アベノミクス、TPP、脱原発、一票の格差、占領憲法

 第四十六回衆議院議員総選挙の投開票を経て、第二次安倍内閣が発足しました。その結果、安倍晋三内閣総理大臣は日本経済の再生を第一次政策の目標に掲げ、いわゆる「アベノミクス」を発動しています。金融と財政、成長の三本矢を再生の原動力とし、日本銀行の正副総裁人事を刷新しましたが、最も重要な成長戦略はまだ示していません。提示目標の六月に向け、いよいよこれからです。
 亜州の政治的変動、欧州の混乱、米国の衰退、義国(イラン)問題や露国との関係など、わが国を取り巻く最新情勢をお伝えしながら、私たちの進むべき道を提言します。

 日 時  平成25年4月7日 日曜日
       午後13時30分から16時30分 (開場13時15分)
 場 所  神戸市勤労会館 4階
        JR・阪急・阪神・地下鉄「三宮」駅より東へ徒歩5分
 地 図  http://goo.gl/maps/6KYUV
 講 演  「アベノミクスと憲法」
        遠藤健太郎 (真正保守政策研究所代表)
 参加費  無料
 主 催  真正保守政策研究所 日本精神復活推進協会

 講演内容は、まず「ソフトバンク問題」「サムスン問題」に始まって、日本経済の真の成長戦略に「占領憲法問題」が必ず絡んでくること、さらに忘れ去られた感さえある「脱原発問題」や私たちの「選挙に関する問題」、実は西武の行方にも関係してくる「TPP問題」に至り、また目下欧州の動きから予想される世界の混乱、いや世界の混乱を招きかねない欧州の現状に於いて、いかにわが国が有利な立場を手に入れられるかなど、ここでは書ききれない内容にまで踏み込んで、各主題を明確に整理しながら政策提言します。

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活動報告 — 遠藤 健太郎 @ 3月30日 09:30:06

【オピニオン】「紀元節祭」を天皇陛下に御返ししたい

 本日は紀元節です。神武天皇が橿原神宮(奈良県)にて「辛酉年春正月、庚辰朔」に御即位したとの『日本書紀』の記述に基づき、明治六年に前年の「新暦」採用の紆余曲折を経て制定(太政官布告)されました。

 占領憲法(日本国憲法)下に入りGHQによって紀元節は否定され、改めて建国の祝日とする政府の方針も掻き消されましたが、昭和四十一年に現在の「建国記念の日」と定められています。しかし、これは当時の佐藤内閣が政令で日付を定めたもので、いわば極めて危ういものと言わざるを得ません。

 宮中祭祀としての紀元節祭も占領統治に奪われたままとなっており、先帝陛下も今上陛下も臨時御拝という形しかおとりになれないのです。

 憲法問題を巡って護憲・改憲・無効の議論があるのは申すまでもありませんが、いずれにせよ「占領憲法の有効期限は昭和二十七年四月二十八日に切れている」という法理原則を無視することによって、皇室祭祀も皇室典範も勅語・勅令も皇族会議も臣籍降下されたままの十一宮家も、すべて原状回復できません。これでたとえ制度として国家防衛を強化しても、わが国を護れないのです。

 安倍晋三首相が果敢に憲法問題を提起され続けるのは勇気ある行動であり、私たちの暮らしに直結するさまざまな問題が占領憲法の有効状態に起因することを多く知らせてくれますが、敢えて意地悪な表現で申せば、その性質上占領憲法を改正して自民党政権が作る「国防軍」は自民党のための軍隊になりかねません中共の人民解放軍が共産党の軍隊であるのと同じです。

 ということは、薩長維新政府にとって「逆賊」とされた会津藩の白虎隊と同様、何らかの自民党政府方針に反対した者はそれだけで処刑されてしまいます。

 これは相当に恣意的な指摘だと言われるかもしれませんが、国柄を記したに過ぎない大日本帝國憲法の下でさえ、私たちは勝手な法律を作って官憲が臣民を弾圧しやすくしたという過ちをすでに犯しました。この反省に立つならば、皇室祭祀を取り戻すことも忘れて国防軍を作るなど決して認めてはなりません。

 従前の占領統治体制保守という考え方は、いわゆる「米ソ冷戦構造」の中で有用だったにせよ、今日ますます不用な主張です。政治的思惑によって国柄を捨て、捨てたことを国民に隠し、取り戻すことを忘れた国家に、果たして明るい未来があるのでしょうか。

 韓国の李明博大統領が昨年、天皇陛下に対する重大な不敬発言に及んだことは、恐らくわが国に潜伏する工作員が「『天皇制』を軽視する民主党政権が多数の国民に支持されて誕生した」と彼に耳打ちした間違いに端を発していますが、事実と異なったために強烈な反発を受けました。

 中共共産党の習近平総書記が天皇陛下への拝謁を強く希望したのも、押さえるべきを押さえてわが国政治に「我田引水」を仕掛ける目的です。そして、何よりこの彼らにとって「邪魔な存在」の滅亡を彼らが望んでいます。つまり、皇室を亡きものにした国家の政府であろうが軍隊であろうが、新興の暴走国家にとってもうその国は脅威でも何でもなくなるのです。

 占領統治体制を保守していれば事が済んだ時代はとっくに終わりを告げ、それでも保守したままのわが国には現在、そのつけが回ってきたかのように多くの問題が発生しています。紀元節に触れ、私たちはもう一度私たち自身の姿を見直しましょう。奪われた紀元節祭を天皇陛下に御返ししようではありませんか。

 皇紀二千六百七十三年 平成二十五年二月十一日
 真正保守政策研究所代表 遠藤健太郎

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活動報告,理念と主張 — 遠藤 健太郎 @ 2月11日 09:30:21

新年のご挨拶 平成25年

新年の御祝詞を申し上げます。

 本日は旧暦の元日です。明治五年よりわが国でも導入された現行の暦は基督教に基づくグレゴリオ暦であり、元来私たちには文化的関係がありません。亜州にはいまだ旧正月を祝日とする国がたくさんありますが、私たちも改めて皇紀二千六百七十三年の幕開けを祝いましょう。

 いわゆる「新暦」の採用は大日本帝國近代化のうちの一つであり、当時の財政状況とも関係していました。この影響を受けたのが、本年は明日に控える紀元節の制定です。

 さて、旧年中は占領憲法(日本国憲法)の無効確認請願運動に於いて、六月に東京都議会、十一月にはついに衆議院に対しても行ないました。その中で、特に世界遺産吉水神社(奈良県吉野郡)の佐藤素心宮司をはじめ、國體護持塾(京都市)の南出喜久治塾長、日本精神復活推進協会(神戸市)の皆様には大変お世話になりました。講演会の講師や来賓として当研究所代表が招かれるなど交流を深めた年でもあり、厚く御礼申し上げます。

 皆様、本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

 皇紀二千六百七十三年 平成二十五年 元旦
 真正保守政策研究所

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活動報告,理念と主張 — 遠藤 健太郎 @ 2月10日 09:30:15

11・11占領憲法無効衆議院請願大会の模様


 http://blogs.yahoo.co.jp/yoshimizushrine/62269377.html
 ▲世界遺産の吉水神社から「ニコニコ顔で、命がけ!」:11・11領土を守れ!拉致被害者全員奪還・占領憲法無効「憲法無効請願」総決起大会・大行進を終えて

 【主催者】
 佐藤一彦 南朝皇居・吉水神社宮司(けんむの会会長)
 大坪宏通 奈良市議会議員(頑張れ日本!奈良県本部長)
 【来賓】
 南出喜久治 辯護士
 西村眞悟 前衆議院議員
 土屋たかゆき 東京都議会議員
 三宅博 前八尾市議会議員
 中松義郎 発明家
 赤松真次 松木謙公衆議院議員秘書
 四宮正貴 四宮政治文化研究所代表
 遠藤健太郎 真正保守政策研究所代表

 占領憲法新無効論(真正護憲論)に深いご理解を賜り、衆議院請願の紹介議員になって下さったのは、新党大地・眞民主の松木謙公代議士(比例北海道[北海道第十二区]選出)であり、まずはお礼申し上げます。

銀座で初めていただいた声

 いわゆる「ソブリン問題」を創出して一つの国家を簡単に撃ち滅ぼせる時代になって、わが国もなかなか景気回復とはならず二十年近くも経ち、近海にある資源は採れず、なぜか食糧自給を語ると輸入促進の話にすり替えられ、産業がしぼみ、物価が下がって給与下落が跳ね上がり、円高のくせにその輸入品は大して安くならず、海外の組織に言われるがまま増税となるのに社会福祉の充実は恐らく遠く、国民が拉致されたままで領土まで強奪されかかるすべての原因が「日本国憲法」という名の占領憲法をいまだに有効とする立法、行政、司法にあるのです。

 何度でも申しますが、もはや「憲法問題」は私たちの暮らしの諸問題から切り離せません。

 そのことを訴えるために、昨年の参議院請願時には首相官邸から国会議事堂までまいりましたが、今回は衆議院への請願を事務的に終え、日比谷野外音楽堂を出て銀座から有楽町を練り歩きました。街行く皆様に知っていただかねばならないからです。

 この十一日の大会でも壇上に立たせていただいた私は、名だたる政治家が桑港講和条約の発効後にもかかわらず占領典範・憲法の無効確認を口にできないのは多くの臣民(国民)が言わないからだと申しました。

 国内および国際法よりも情緒を優先して理論のほうを歪曲する旧来の護憲・改憲論は、まるで中共や韓国、北朝鮮の「対日歴史歪曲」と同種であり、真実や理論はどうでもよいのでしょう。そのようなことでは、今日わが国が積み上げ抱えてきた数ある問題を少しばかり改善できても根本的な解決には決して至りません。

 政治家は国民の支持があって仕事ができます。票とお金を得られなければ政治家にはなれず、だからこそ無効を言う議員は国政でも地方自治でも絶対に当選させるんだ、という強い決意こそ私たちに求められているのです。下世話な申し方かもしれませんが、これは事実でしょう。現下をもって無効を言えない議員は、先述の情緒(「人権」や「国民主権」などの美辞麗句)を否定して「人でなし」と勘違いされるのをただ恐れて説明する努力を怠っているに過ぎません。

 つまり私たちの大勢を占める声が「きちんと国会で無効確認してください」となれば、政治家も変わらざるを得なくなるのです。彼らが真実を認めて変われば、私たちの意識も変わります。そこではもう好きだの嫌いだの、過去の賞賛や批判は関係ありません。

 わが国の覚醒を西から興し東へ下るに当たって、やはり繁華街を「反原発」や「護憲」「改憲」ではない真実の声で響かせなければならない、と。私がとても嬉しかったのは、占領憲法無効の大行進に沿道で信号待ちをされていたであろうご夫婦から「頑張ってください」のお声が初めてかかったことです。この種のお声掛けは勇気のいることと存じますが、大抵は日ごろより意識のお高い方に違いありません。

 私たちとて現段階でそれほど分かりやすいことを訴えている(一度歪曲され多数の大衆が信じ込んでしまったものを容易に修正できる)とは思っていませんから、占領憲法の無効という真実を耳にされた街行く方々からご支持を賜れたのは、まずは第一歩の成果ではなかったかと思います。

 東京都の石原慎太郎前知事らは新党の名称を「太陽の党」とする方向で検討されていますが、まさしくわが国に日はまた昇るのです。天岩戸にお隠れになった天照大神にお出でいただくには、もっと私たちが「無効でええじゃないか」と街中を練り歩かねばならないと久しく心を新たにしました。

 今後とも何卒皆様のご協力を賜りますよう改めてお願い申し上げます。

 (平成二十四年十一月十三日 遠藤健太郎オフィシャルブログより)

※ なお、末筆ではありますが当日警護・誘導に当たられた警視庁警察官諸氏にお礼申し上げます。同日開催の「反原発」活動家たちとの接触を避けるべく神経を使われたことと存じます。ありがとうございました。

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活動報告 — 遠藤 健太郎 @ 11月13日 10:00:30
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